書籍名 | 著者 | 発行所 | 価格 | 内容 |
YUSAKU MATSUDA mandala | | 角川書店 | \5,500 | 優作の初めての写真集。優作の3回忌を前に角川書店が制作。「太陽に〜」から「ブラックレイン」まで,どうやってかき集めたのか?っていうくらい多岐にわたるたくさんの写真が満載。最終ページに松田美由紀の言葉が添えられている。現在は入手が困難と思われる。 |
蘇る松田優作 | 大下英治 | リム出版 | \1,300 | 優作の"生い立ち"から"死"までをドキュメンタリータッチで描き、生々しく優作の実像に迫る。何度読んでも感動! |
松田優作−炎静かに | 山口猛 | 立風書房 | \1,300 | 筆者と優作との出会いから、「ブラックレイン」撮影前後の優作の様子を描写。友人の目から見た優作が浮き彫りになる。 |
松田優作+丸山昇一未発表シナリオ集 | 松田優作/丸山昇一 | 幻冬舎 | \2,800 |
言わずと知れた,優作と蜜月の関係にあった丸山昇一の執筆による未発表作品集。改めて二人の才能に驚かされる。中に納められている「チャイナタウン」という一編は映画化の方向にあるというが?? |
優作トーク | 山口猛 | 日本テレビ | \1,600 | 雑誌などのインタビューを山口猛が編集し,再録したもの。インタビュー嫌いといわれた優作が,自ら語る過去〜映画への熱い思い。オフィシャルページ |
永遠の挑発〜松田優作との21年 | 松田麻妙 | リム出版 | \1,300 | 優作の前妻であった松田麻妙による下積み時代の優作。 |
子宮の言葉 | 松田美由紀 | 扶桑社 | \1,300 | 優作夫人である松田美由紀が優作との出会い〜別れを綴る。女性らしい詩的な表現が多い。ある意味で最も優作に近かった人間からの優作像。 |
甦れ!探偵物語〜松田優作にもう一度会いたい | | 日本テレビ | \1,200 |
日本テレビで放映されていた「探偵物語」のレビュー本。全話ストーリーはもちろん,未公開の貴重な写真,共演者からのメッセージなどが満載。探物ファンにはたまらない一冊。今でも東京駅前の「八重
洲ブックセンター」で数冊売ってます。オフィシャルページ |
太陽にほえろ!伝説〜疾走15年 私が愛した七曲署 | 岡田晋吉 | 日本テレビ | \2,980 | 太陽にほえろ!プロデューサーだった岡田晋吉氏が明かす、刑事達の真実!同番組が放映されるまでの苦労話や各刑事達の思い出、著者が選んだベストエピソード100など。中には「番組一周年記念パーティ」の写真もあり、なんとショーケンと優作が握手をしている!!(こんな写真、他では見れないのではないだろうか!?)オフィシャルページ |
ロマーニッシェスカフェ物語 | 大木雄高 | 用美社 | \2,800 | ここに入れるべきかどうか迷った本ですが一応書きます。優作の友人でレディジェーンやロマニのオーナーである、大木氏が各界の友人達に依頼して9年間に亘って書いてもらった随筆をまとめたもの。ロマニは今年の1月に残念ながら閉店してしまったが、その魂を伝える顔ぶれがすごい。黒田征太郎(イラストレーター,ロマニの内装も手がけたそうです。ロマニなき今、その作品はレディジェーンに受け継がれています)、近藤等則、山下洋輔、根岸吉太郎、桃井かおり、原田美枝子、石橋凌、山口猛、崔洋一、丸山昇一、北方謙三、甲斐よしひろ、松田美由紀・・・。ざっとあげてもこの人数。実際にはまだまだいます!桃井さんの書いた優作へのレクイエム的な文章には胸を打たれる。更に「音楽のモンタージュ」と題してロマニで行われたライブの軌跡も刻まれている。これによると、優作は87年に二回、「松田優作D.F.Nuance Band」として出演しています。この本は、今はレディジェーンでしか手に入らない?? |
松田優作 遺稿 | 山口猛 | 立風書房 | \1,800 | 美由紀夫人が持っていた、優作が生前に書いた戯曲や歌詞、台本などを著者がまとめあげた。優作の熱い思いが伝わってくる。また、ファンにとって嬉しいのは、優作の手書きが見れることや、CMトライアングル撮影時の舞台裏の写真がある。これがかっこいいのさ! |
松田優作クロニクル | | キネマ旬報社 | \2,800 | インタビューを中心にアクター優作、シンガー優作を掘り下げる。話を聞かせてくれるのは崔洋一、久世光彦、深作欣寺二、森田芳光、角川春樹、原田美枝子、石橋凌、吉永小百合、渡哲也、岸谷五朗などなど。そのほか、かなり詳しいフィルモグラフィーとディスコグラフィーがある。また、優作がアングラ劇団をやってた頃の貴重な資料もあります。これらは我らが前田"イレズミU"哲朗さんが提供。更にダンディ松本さんも参画しているのだっ!絶対「買い」の一品!オフィシャルページ |
松田優作伝説 | 五十嵐勇吉 | ジャパンミックス | \1,500 | 自称優作コレクターである五十嵐勇吉氏編集だとか。真っ赤な表紙には鳴海が銃を構えたイラストが描かれています。中身は優作に関するグッズやら、新聞の切り抜きやら、銃の紹介やら、ロケ地の紹介やら、関係者のインタビューやら、わけのわからん優作漫画やら・・・。特に内容で目新しいものはなかった・・・・。なんか本当に一般ピープルが集めたものを紹介している感じ。(私もほとんど持ってるし〜。もっと優作の使った脚本とか、ライターとかを見せてほしかった) ただ、関係者インタビューに主軸を据えずに、各テーマをそれぞれまとめ上げている姿勢がよかった。優作初心者には向いてるでしょう。マニアにはとてもお勧めできない。(しっかし最後の漫画は何なんだ!?・・・・・・謎だ・・・。ま、いっか) |
松田優作AGAIN | 荒井晴彦 | 映画芸術新社 | \1,700 | 優作本としては最新ですかね?お約束の関係者インタビューがメイン。しかし、未発表シナリオである「ドッグレース」や伝説となっている「ア・ホーマンス」シンポジウム(座談会)が「優作トーク」のそれより詳しく収録されていることで「買い」!また、この本もトライアングルの舞台裏の貴重なスナップ写真が多数収録されている。特にP.136の上段の写真!「わかってんのか?世界中の映画人!かかってこいや!」てな感じでとてもかっちょいい!僕が女だったら間違いなく惚れます(笑) |
風奔る(はしる)−松田優作物語−/ふりかえればアイツがいた!松田優作物語 | 作:宮崎 克/画:高岩ヨシヒロ | 宝島社 | \1,000 | H系のコミック雑誌「スピードコミック」に連載されていた漫画の単行本です。優作の、ジーパン刑事としてのデビューから、殉職までを岡田晋吉プロデューサーへの取材を基に超そっくりな劇画にしてまとめたもので、読み応えがあります。ノンフィクションだけに迫力があるし、是非続編が読みたいものです。優作の死後、松田邸に現れて美由紀夫人に時計を渡していった俳優とは・・・!?優作の漫画についてはこんな特集ページも作りましたのでご覧下さい。 |
DIAMOND YUSAKU MATSUDA | | 幻冬舎 | \4,200 | 優作ブームに押される形?で出版された優作の2冊目の写真集。優作の映画のシーンをダイレクトプリントして制作されている。題材として使用された映画は「ヨコハマBJブルース」「遊戯シリーズ」「ア・ホーマンス」など。若き日の優作からア・ホーマンスまで、顔つきの変遷がよくわかる。しかしダイレクトプリントなのでいかんせん画質が粗い!しかも見開きの写真などは中央に優作が写っていたりして見にくい!と、若干不満を申してしまいます。値段も高いし・・・。 |
ア・ホーマンス | 作:狩撫麻礼/画:たなか亜希夫 | 双葉社 | \650 | 狩撫麻礼原作、たなか亜希夫作画によるコミックス。記憶を失った男が自分の過去と出会う。しかし記憶が戻ることを拒み、旅に出る。いつか戻ってくる日を待つ女。映画の「ア・ホーマンス」とはほとんどストーリーは違いますが、優作はこのコミックスから"何か"をインスパイアされたのでしょう。あらゆるメディアにアンテナを張っていた優作にはホント驚かされます。他に2作品が収録されています。 |