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ブレラン!! Update:2007.11.30.

 きまぐれに帰って参りました。寒いです。風邪も流行ってます。

82年の劇場公開から25周年を記念してリドリー・スコット監督が再編集した「ブレードランナーファイナル・カット」を新宿でみてきた。ユーチューブにあがってるオープニングはやはりデマだった。いつも通りのオープニング。その他、ほとんどは「ディレクターズカット版」に同じ。デッカードのモノローグは無く、ユニコーンの夢があり、エンドはエレベータが閉まったところ。
 ただ、デジタルリマスタリングしたのか、画面が異常に綺麗で看板の小さい文字もよく見えたのと、音響を大幅に入れ替えたのか銃声などが大迫力だった。
あと変更点としては、スピナーを釣り上げてたワイヤーがCGで消されているし、離陸時に日本語の音声が聞こえた。それ以外も随所にCG処理(スピナーが飛ぶシーンはスピナーの数が増えていた。ラストの鳩が飛ぶシーンは青空ではなくダークな煙が流れるようになってた)が入っていたので画面に奥行きがあった。

あとホッケーマスクのダンサーが踊っているシーンや、デッカードがブラッドベリホテルに潜入するシーン等は、未公開シーンが追加されてて嬉しい限り。でもホールデンをお見舞いするシーンとかうどんの上にエビが乗っているシーンはやっぱり無かった・・。

その他、監督によると以下を変更したらしい。
「映画の欠点も味の一つだが、明らかな映像的ミスを修正したんだ。特に、レプリカントのゾーラ(ジョアンナ・キャシディ)がガラスを突き抜けるシーンは、不自然なカツラといい、スタントマンであることは明らかだ。あまりにひどいので、ジョアンナを呼んで顔と頭を撮り直し、スタントマンの体と合成させた。また、履いているブーツもヒールの高さがまちまちなので統一した。さらに、ハリソン・フォードの息子ベンジャミンを起用し、デッカード(フォード)の口の動きが合っていない、蛇売りの男に会いに行くシーンをシンクロさせた。またバッティ(ルトガー・ハウアー)の最期で鳩が放たれるシーンは、これまでは雲のない青空に飛んでいくというものだったが、『ブレードランナー』らしくないと判断して削除し、デジタル処理して、酸性雨が降るダークな空へ飛び立つように変更した。こんなちょっとした調整や処理は数多い。スピナー(空飛ぶクルマ)のピアノ線を消す作業も含まれる。デッカードの頬にある傷跡もそうだ。デッカードがレオンと格闘して頬に傷を負うのだが、格闘する前から傷があるカットもあって奇妙だったので、これを削除した。」
・・・深い。深すぎる。見てる方もマニアなら監督もマニア。てな感じでした。パンフとかグッズが売ってなかったのも不満。出せば絶対売れるのに版権の問題か?
久々に見たけどやっぱりいい映画だった!!大画面でぜひ見るべし!!


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