ブレードランナーファイナルカット (Update:2007/12/1)

82年の劇場公開から25周年を記念してリドリー・スコット監督が再編集した「ブレードランナーファイナル・カット」を新宿バルト9でみてきた。ユーチューブにあがってるオープニングはやはりデマだった。いつも通りのオープニング。その他、ほとんどは「ディレクターズカット版」に同じ。デッカードのモノローグは無く、ユニコーンの夢があり、エンドはエレベータが閉まったところ。

 ただ、デジタルリマスタリングしたのか、画面が異常に綺麗で看板の小さい文字もよく見えたのと、音響を大幅に入れ替えたのか銃声などが大迫力だった。

あと変更点としては、スピナーを釣り上げてたワイヤーがCGで消されているし、離陸時に日本語の音声が聞こえた。それ以外も随所にCG処理(スピナーが飛ぶシーンはスピナーの数が増えていた。ラストの鳩が飛ぶシーンは青空ではなくダークな煙が流れるようになってた)が入っていたので画面に奥行きがあった。

あとホッケーマスクのダンサーが踊っているシーンや、デッカードがブラッドベリホテルに潜入するシーン等は、未公開シーンが追加されてて嬉しい限り。でもホールデンをお見舞いするシーンとかうどんの上にエビが乗っているシーンはやっぱり無かった・・。

その他、監督によると以下を変更したらしい。

「映画の欠点も味の一つだが、明らかな映像的ミスを修正したんだ。特に、レプリカントのゾーラ(ジョアンナ・キャシディ)がガラスを突き抜けるシーンは、不自然なカツラといい、スタントマンであることは明らかだ。あまりにひどいので、ジョアンナを呼んで顔と頭を撮り直し、スタントマンの体と合成させた。また、履いているブーツもヒールの高さがまちまちなので統一した。さらに、ハリソン・フォードの息子ベンジャミンを起用し、デッカード(フォード)の口の動きが合っていない、蛇売りの男に会いに行くシーンをシンクロさせた。またバッティ(ルトガー・ハウアー)の最期で鳩が放たれるシーンは、これまでは雲のない青空に飛んでいくというものだったが、『ブレードランナー』らしくないと判断して削除し、デジタル処理して、酸性雨が降るダークな空へ飛び立つように変更した。こんなちょっとした調整や処理は数多い。スピナー(空飛ぶクルマ)のピアノ線を消す作業も含まれる。デッカードの頬にある傷跡もそうだ。デッカードがレオンと格闘して頬に傷を負うのだが、格闘する前から傷があるカットもあって奇妙だったので、これを削除した。」

・・・深い。深すぎる。見てる方もマニアなら監督もマニア。てな感じでした。パンフとかグッズが売ってなかったのも不満。出せば絶対売れるのに版権の問題か?

久々に見たけどやっぱりいい映画だった!!大画面でぜひ見るべし!!

そんでDVD情報。アルティメットコレクションプレミアムでは・・・

■現存する本編5バージョン全てを収録!
1.リドリー・スコットが製作25周年を記念して再編集。『ブレードランナー ファイナル・カット』(2007) 初ソフト化
2.劇場公開前のリサーチ試写で使用された、オリジナル本編『ブレードランナー』ワークプリント(1982) 初ソフト化
3.オリジナル劇場版『ブレードランナー』(1982) 初DVD化
4.オリジナル版から削除された残酷シーンなどを追加したインターナショナル劇場版『ブレードランナー 完全版』(1982) 初DVD化
5.音声・画質初リマスター『ディレクターズカット/ ブレードランナー 最終版』(1992)

■長編ドキュメンタリーや豊富な映像特典が満載!
1.新作長編ドキュメンタリー『デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー』
2.初収録メイキング映像、フィリップ・K・ディックのインタビュー(音声)、ポストプロダクション映像 他

■ここでしか手に入らない!豪華オリジナルアイテムをブレードランナー仕様オリジナル・ブリーフケースに封入!!
・オリジナル「スピナー」フィギュア
・オリジナル「ユニコーン」フィギュア
・オリジナル・チェンジング・レンティキュラー
・リドリー・スコットからの手紙
・オリジナルフォルダー入りシド・ミード 画コンテ集(5-8枚)
・ブックレット(20p)
・デジパック5枚組+アウターケース

継ぐのは、魂。仮面ライダー The First (Update:2005/11/20)

 大変久々の更新です。突然ですが仮面ライダーの話です。平成に入り、突然仮面ライダーが復活し、しかもイケメン=演技へたくそライダーが世の奥様方の心をわしづかみにして、徒党を組んで後楽園スカイシアターに向かわせた事は周知の事実でございます。しかし世の旦那様連中も黙ってはいなかったのです!!

 30代後半〜40代前半にかけて、仮面ライダーの洗礼を浴びずに大人になった男の子はいないのではないでしょうか。人間本来もっている変身願望を改造人間という形で実現させ、しかもそれまでの脳天気な完全無欠のヒーロー像ではなく改造人間であるが故の悲しみというダークな部分も背負わせたことで、陰のある新しいヒーローが完成したのであります。石ノ森章太郎はなんと天才的な頭脳を持っているんでしょう!仮面ライダーとはもはやノーベル賞なみの「発明」と言ってもいいでしょう。そしてテレビのブラウン管に登場したライダーは藤岡弘の暑苦しさと昭和のフィルム映像がもつオドロオドロしさ、秀逸な怪人の造形、光と陰の演出により強烈な印象を我々の脳に刻みこむことに成功したというわけです。あなたもありますよね?ライダースナックを買ってカードだけ抜いてお菓子を捨てたでしょう!?うそついたってわかりまさ!

・・・ま、それはさておき、前置きが長くなりまくりました(笑が、ようするに平成ライダーは石ノ森さんの想像を超えて別物として成長してくれたわけです。これはこれでいいんです。オモシロイいから。でもここへきて原作に忠実な仮面ライダーが劇場版の作品「仮面ライダーThe First」として製作されたのです。出てくるのはもちろん1号=本郷猛と2号=一文字隼人。(ただしイケメン俳優でがちょーん)こりゃもちろん見に行くでしょう!見に行くしかない!(誰だ!電通の友人が無料チケットをくれたんでしょう?とか言う奴は!・・・)とにかく!ともに仮面ライダーの行く末を憂う友人2名と恵比寿カンティーナのヨーダ像の前で土曜18:30に待ち合わせ。この店は映画のコンセプトを行かしたグッズ併設の洋風居酒屋で、かわいい女の子の店員さんがいます。サンカラストーンやボバフェットの銃が必要になったらここで買いましょう。・・・ままま、それまたさておき、夜20時を回る頃、愛機アルカディア号を渋谷宮下公園下駐車場に滑り込ませたって寸法さっ。上映館は渋谷TOEI。一日一回しか上映されない(それも夜9時〜)し、東京では2館のみ。いったいどういう扱いの低さだ!石の森をなめるとバチかぶるぞ!ロボコンぷんぷん怒りん坊!・・・と憤りつつ、上映30分前に劇場に行ってみる。するとどうだ!この扱いの低さをあざ笑うかのように、上映開始30分前にも関わらず階段まで列ができているじゃないか!やっぱりすごいなぁ。人気は衰えていなかった。並んでいるのはいわゆる「電車系のお兄さんグループ(大きいお友達)」と、ソロで来てるおじさん、おばさんが多い。こいつらもたぶんライダースナックをどぶに捨てた口だ。おお、同志よ笑!そしてごくわずかに若いカップル。日本もまだまだ捨てたもんじゃないな。おまいら、半額でいいぞ!

 以下、ネタバレを含むのでこれから見ようという人は読まないように。開場し適当な席を確保する。わくわくしながら待つ。やがて劇場が暗転し「男たちの大和」の長渕剛の暑苦しい歌声がやむと(どうでもいいが「もう会えない君を守る」というコピーは結構秀逸だな・・)いきなり本編が始まった。なんと!ここでスピーカーから大音響で流れるのは子門真人が歌う仮面ライダーの主題歌であった!旧作へのオマージュを忘れていない監督に感謝である。そして前半は急ピッチに展開する。石橋蓮司(笑)扮する大物代議士がショッカーに処刑される。ここでショッカーの存在意義を急ピッチで説明するわけだ。一方で心優しく優秀な研究員であるイケメン本郷猛はトンネル内で拉致られ、有無を言わせぬ改造手術。ドリルでガガガガ。ショッカーの手先・改造人間ホッパーとして人間を襲いはじめるのだ〜!と、ここまで一気に物語が進んでしまうのである。ちょっと展開早すぎ。もっと落ち着いて丁寧にキャラの背景を描いて欲しかった気もする。しかし今回、何よりも関心するのは「変身しない」こと。実は原作でもライダーは「変身しない」のである。変身シークエンスはテレビ版で勝手に作られたもので(その後は石の森作品の定番になるけど)、原作では本郷猛は改造人間である醜い顔を隠すために自ら「マスクをかぶる」のである。この映画では必要な時にベルトのタイフーンが回転し、自分で仮面をかぶり、顎の部分(クラッシャー)をカチャッとセットする。(ライダースーツをいつのまにか着てるのはご愛敬)これが意外なくらいにキマっているのである。

そして本郷はついに本郷自身を取材していた女性(金八先生に出てた女の子=小嶺麗奈=アップではやや肌荒れが目立つ)の婚約者である男性を襲ってしまう。最終的にこの婚約者を手にかけたのはスパイダー(板尾創路。普段タクシーの運転手をしている板尾さん、ダウンタウンで昔かぶりものをやっていたから結構この怪人役も似合う。能面の表情が逆に怖さ倍増)。正常な意識を取り戻した本郷がスパイダーを押しのけ助けようとするが、婚約者は事切れる。たまたま遺体の近くにいたことで小嶺嬢に疑われてしまうんだなあ・・・。これは主人公がヒロインに疑われるという王道パターン。しかし本郷を恨んでいる小嶺嬢は何故か警察には届けない・・・笑。なんで?その後、ホッパー(ライダー)の裏切りを知ったショッカーは対ホッパー用の改造人間としてもう一体のホッパーを創る。これが後に2号ライダーとなるわけです。しかしこれまた何故か、このホッパーは例の婚約者にそっくりなんだな〜。この設定は意味不明だった・・・。この婚約者似の男・一文字隼人が外車を乗り回すプレイボーイで、小嶺嬢にマジ惚れしちゃうのはオモシロイ。てな感じでポンポンと話は進んでいくです。随所に盛り込まれるアクションはとても小気味よい。バイクも平成ライダーの王道のオフロード系ではなく、完全フルカウルのオンロード系。当時のサイクロン号を思い出すなあ。バイクアクションも過激でジョンウーのMI2よかよっぽどかっこいいぞ!忘れちゃいけないのが、立花藤兵衛。いわゆるライダーの味方となるバイク屋のおやっさんです。既にオリジナルキャラの小林昭二さんが亡くなっているので彼の後釜として起用されたのがなんと宮内洋!(=V3=アオレンジャー=怪傑ズバット)歳は取ってもスーパーヒーローだねえ。悩む改造人間本郷にいい台詞を聞かせつつ、スーパーバイクを与えます。

そうそう、忘れちゃいけないのがショッカー。ショッカー幹部には故天本英世くんが再登場。これまた一昨年亡くなってしまったが死神博士でおなじみですね〜。彼がデジタル映像で登場(声は別人があてている)。ライダー好きにはたまらん設定。ある意味本当に死神(こら!)。そしてライダーマニアで有名なISSAも登場。ところが・・・・ノーメイクでストリート系の衣装で・・・べしゃりもまんま・・・DA-PUMP笑。ここらへんどう考えたらいいんでしょうか?その他、今をときめくウエンツ瑛士くんも怪人役で登場。なかなかいい演技してくれてます。

 ストーリーとか細かいつじつまはこの際どうでもいいんです!とにかく萌えられればいいんです!バイクでジャンプしバックで爆弾がドーン!に萌え〜!仮面をかぶってるから首筋に地肌がわざと見えるところに萌え〜!1号が2ピース、2号はワンピースのスーツこだわりに萌え〜!ファイトの前に複眼がボーンと光って萌え〜!ファイティングポーズにさりげなく昔の1号、2号の変身ポーズを交えてくれて萌え〜!2人が共同して戦う時にお決まりの背中合わせポーズに萌え〜!平成ライダーのように剣や銃を使わず、素手のみで立ち向かう姿に萌え萌え〜!ありがとちゃーん!!

随所に「あー俺だったらこうするなあ」とか「ここは異常にかっこよいなあ」とか思いながら見てしまった。久々に何も考えずに童心に帰れた作品でした。果たして結末は続編を期待させるものでした。V3はリメイクされるのか!?そん時宮内洋はどうするのか!?(別にどうもしない)瀧は出てこないの?などなど、楽しみはつきないけどようは今回の映画が当たるかどうかですね。ぜひ当たって欲しいなあ。あ、響鬼もいいっすよ。俺は苦悩しながらも自分を鍛えて一生懸命戦うライダーの姿が好きなんだな。

「スターウォーズep2」 (Update:2002/7/14)

 7/13の初日にエピソード2を見に行った。新百合ヶ丘のワーナーマイカルのシネコンはスクリーンが9つあるが、そのうちの4つをSWのために使っているのである。意気込みがわかろうと言うものだ。(ひとつは吹き替え版だけど)

 スターウォーズはガキの頃からリアルタイムで見てきた作品だけに、とっても思い入れがある。小学生でSWの洗礼を受けて以来、そのサーガの完結を自分がどのように迎えるのかを考えていた。少なくとも20代で全9作(当時はルーカスは全9作と言っていたのだ)を見ることができるだろうと思っていた。楽しみにしていたのに。実際には30代半ばになってやっと、全6作品(最近になって弱きになったのか、ルーカスは全6作品に変更しやがったんじゃ)のうちの5作品が出そろった訳だ。

 それで映画の内容だけど、これがとっても面白かった。唐突感のあったEP1よりも数段面白かった。EP1は、クラシック3部作に繋がるための複線や表現しなければならない背景を懸命に作り上げていて「何をどうしたらいいかわからない」感じだった。ポッドレースのシーンは不必要に長かったし、ジャージャービンクスも超ミスキャスト。アクションシーンもつまらなかったし。見所と言えばクワイ・ガン・ジンの強さと、ダースモールの不気味さくらいだったが、その2人もあっという間に殺してしまった。酷い使い方。

 EP2に話を戻すと、いくつかに分裂したストーリーが小気味良く流れていき、ついには一つにまとまる。しかもそれぞれのストーリーが良く練られており映像も美しく、息をもつかせない。アクションもメカもお約束のセーバーでの戦いも大迫力。それぞれのキャラクターもよく描かれている。アミダラはレイアを想像させるような美しい女性になり、コスチュームもセクシー路線。アナキンは青い若さを爆発させる。オビワンは彼の師匠であるクワイと同じように頼れるジェダイマスターになった(同じユアン・マクレガーだと最後まで気づかなかったけど)。ヨーダの若々しさ。フルCGになった事でヨーダの表情や動きが更に豊になった。ラストのクローンも投入されたバトルは大迫力。詳しくは書かないけど、クラシック三部作への繋がりがいよいよ明確になってきた。ラストのEP3が楽しみになった!

 EP3には、考えられる限りの最高のテクノロジーを投入して、是非とも若き日のハン・ソロ船長とファルコン号、チュウイーも復活させて欲しい。やっぱりクラシック三部作に思い入れの強い我々世代の中ではSWと言えば宇宙海賊ハン・ソロ船長がヒーローなのだ。EP4ニューホープへの繋ぎを 円滑にするためにも、是非ともルーカスさん、よろしく頼むよ。

 それはそうと、SWといえばキャンペーングッズ。小学生時代もコーラの王冠をめくってはSWのグッズを集めたもんだ。今でも実家のどっかにあると思うけど。今回もペプシはボトルキャップを出してますね。早速今日、飲みたくもないダイエットペプシを買ってきたよ!フィギュアとかには興味なかったけど、ちょっと集めちゃおうかなあ。。。

最近立て続けにビデオ見てます (Update:2002/2/24)

仕事上でお付き合いをはじめた友人から以下の映画を薦められた。見て欲しい順番で、「裏窓」「めまい」「ミッドナイトエクスプレス」「天空の城ラピュタ」「恋愛小説家」「パリテキサス」「ショコラ」「Night of the living dead」「シックスセンス」「メメント」。これが彼のベスト10なのだそうだ。私はヒッチコックの「鳥」があまりにつまらなかったので、それ以降彼の作品はひとつも観ていなかったが(そう。「サイコ」すら観ていないのだ)、これだけ薦められているので観ることにした。ところがだ。近所のビデオ屋には「裏窓」がない。観ていない私ですらタイトルぐらいは知っているのだが、その有名な作品がおいていない・・・。しょうがないから、第二位の「めまい」それから第三位の「ミッドナイトエクスプレス」を借りてきた。

 「めまい」は、高所恐怖症のため警察をやめた人間が取り組む奇妙な事件の話。これがなかなか面白かった。サンフランシスコって変わってないのね〜。撮影方法なんかも斬新でとてもよい。ストーリーは古いけどね(笑)。さすがに・・・。これは佳作です。しかし不明点がひとつ。女性がホテルに入り込んだ所でいなくなるけど、あれどうやっていなくなったの?ホテルのフロントもグルってこと?

 「ミッドナイトエクスプレス」・・・。う〜ん、私にとってはイマイチでしたなあ・・。実話をベースにしているとの事ですが、主人公にあまり感情移入できなかった。何か悲惨な目には遭っているんだけどさ〜。映画の主題が見えにくかったです。トルコ政府とアメリカ政府の軋轢を描きたかったのか、トルコの酷い国内事情を描きたかったのか、痛快脱獄モノを作りたかったのか(これはないな)、それとも単に実話をドキュメンタリータッチで描きたかったのか。。特に途中で主人公が何の前触れもなくモ〜ホ〜になっちゃったり(しかもそのシーンはその後の何処にも繋がらない)、面会に来た彼女にいきなり「服を脱げ!」とか言ったり・・。な〜んか主人公がイマイチ魅力ないんだよなあ・・・。それと、「脱獄=ミッドナイトエクスプレス」という事なんだけど、これをタイトルにするには、少々説明不足でないかい?もう少し伏線はって欲しかった。私的には脱獄モノであれば「ショーシャンク」とか、イーストウッドの「アルカトラズからの脱出」とかを好んでしまいます。(単純な方が好きなだけかもね)俺の見方がアマチャンで深〜い洞察ができなかったのがいけないのかも知れませんが・・・。しかし2つ発見したのはトルコの猥雑とした雰囲気が「ブレードランナー」とすっごく似ていたこと。沢木耕太郎が描いた「深夜特急」(偶然だがこれもミッドナイトエクスプレスですな)に出てくるカトマンズの雰囲気がとてもよく伝わったこと。ありゃ〜絶対この映画の影響だね。それと、関係ないが吉川晃司主演の「天国からきた男たち」は確実にこの作品の影響だね。

 「天空の城ラピュタ」は、何故今まで観なかったのかを後悔した。これは理屈ぬきに面白い。宮崎アニメはやっぱりすごいね。女の子はとってもかわいくて魅力的、男の子も直線的な竹を割ったような性格(これは全宮崎作品共通ですな)。あと、仲間になる海賊たちも良かったし、ロボットはTV版「ルパン三世」の最終回「さらば愛しきルパンよ」にも「ラムダ」という名前ででてきたね(あれも宮崎監督だった)。ちなみに、このTV版ルパン、絶対観てください。最終回ということで通常の3倍近いセル画を使って新宿でのアクションなど実写さながらです。で、ラピュタですが、内容は「ナウシカ」と「カリオストロ」を足して二で割ったような感じ。でもアクションシーンは「ナウシカ」「カリオストロ」に軍配。でも女の子の魅力(男の子との接近具合もなかなかよかった)と、ラストがなかなかいいよね。あの後、シータの育った村に行くのかな?パズーはもう自分の家には帰らないつもりで鳩を逃がしちゃったもんね。ま、なんにしても夫婦になることは間違いない。こういうラストは宮崎アニメには珍しいのではないか。こんなページありました。

 この人とは別な方に薦められてみたのが「Red Shadow 赤影」。いや〜安藤くんはじめ、若手の演技が下手っぴだったなあ(笑)。これは残念。あと細かい寒いギャグを入れすぎ。どうして日本映画ってああなってしまうんだろうね。もっとハードボイルドに徹するとかすりゃいいのに。でも、竹中直人は最高。あとエンディングのクライマックスがあまり無かったね。もっとなんか大技が出るのかと期待してしまったよ。あっさり終わり。でも特筆すべき点がいくつか。まず死んじゃう女の子がかわいかったね。若い頃の松嶋菜々子みたい。ファンになりました。麻生なんたら言う子です。それとFUMIYAが意外にいい演技だったな。それとアクションシーンが凄かった。日本映画もここまで来たか。編集がうまいのか。こどもの頃TVで観た「仮面の忍者赤影」とはえらい違いだな。

「猿の惑星」 (Update:2001/9/9)

 ティムバートン監督の「猿の惑星」を観た。名作と言われた前作からもう何年経ったことだろう。未だ色あせないラストシーンの強烈さが記憶に残っているが、それをバットマンのティム監督は全く新しい観点から作り直した。すごくよかった。特に特殊メイク。最早猿人は存在するのではないか、と思わせるメイク。しかも人格や性格まで反映されている。すごいです。美女あり、アクションあり、どんでん返しあり。まさに楽しめるエンターテインメントでした。ラストもまた別な感慨深さを残したなあ。。。一見の価値あり。

A.I.泣けました (UPDATE:2001.6.24.)

 先行オールナイトというやつでスピルバーグの「A.I.」を見た。朝いちで指定席をゲットして夜10時からの回をみたのである。悲劇とわかっている話だけにつらかった。スピルバーグにしては途中でコメディ的要素を挟まずにストーリーが進行する。ひたすらに母の愛を求める少年。う〜かわいそう・・・。がんばれDavid!伏線の貼り方も、画面のきれいさも、SFXも、少年の演技力(さすがは6センス)も、申し分なし。さすがはスピルバーグ。原案のキューブリックが生きていて彼が監督したら全然別の映画になっていたでしょうな。ラストも一応納得。見たこともない想像すらできないラストだった。泣けました。

 ここから下はネタバレなので未見の人は読まないように。。。ちょっと気になったところ。まずはお母さん。Davidに対して嫌悪感を持っていた筈なのに、何でいつの間にやらあっさり愛しちゃうの?(夫はもともとだけどさ。まあ編集でカットされたシーンがあるんでしょうね。)それから、Davidはジョーと一緒に警察のヘリを盗むんだけど、当然警察のモノなんだから追尾装置かなんかですぐ捕まるだろうに・・・。あと、ロボを作るからには「絶対に人間に危害を加えないようにする」筈なのに、なんで子供を抱いてプールに落ちたり、もう一人のDavidを殴って壊したりするの?アシモフのロボット三原則に反するじゃないか!(DavidのA.I.があまりに高度に進化して人間に近くなっちゃったのかなあ。)それから、これはスピルバーグ的手法なんだろうけど、病気から復活した男の子がヤな奴すぎないか?Davidの愚直性を強調するためなんだろうけど、ちょっと気になりましたねえ。あと、ロボットを破壊するパーティみたいなシーン。ここも過剰なつくり。いわゆる、悪・商売・骸骨・メタルバンド・炎・エキサイトする観客・暴力っちゅー単純な世界。そしてそこで命からがら助かるところは出来過ぎでしたね(笑)。ちょっと無理がある。最後にセックスがらみの表現の多いこと・・・。子供さんが見るにはちょっとねえ(笑)。

 いろいろ書きましたがいい映画です。タイタニックなんかより全然よかった。かみさんなんか号泣。僕もDavidが森に置き去りにされるシーンで泣いた。特に小さい子を持つ親はこれをみたら、絶対に虐待なんてできなくなると思うよ。絶対に観ましょうね!

やっと「御法度」を見た (Update:2000/11/5)

 やっと松田龍平の「御法度」を見たのでその感想を書きます。まず特筆すべきは映像の美しさ。幻想的な雰囲気や白と黒のコントラストなど、大島渚の手腕を感じた。加えてキャスティングの面白さ。サイ洋一氏は本業が監督とは思えない演技力で近藤勇にぴったりだった。(ちょっと目が泳いでいたような演技だったけど)それとビートたけしの土方さんもひょうひょうとした彼のキャラが生きていてなかなか。モノローグも絶妙だった。武田真司は病弱だった沖田総司にしてはやや活発に感じるけど、セリフ回しなんかが一番はっきりしていて、見ていて気持ちよし。浅野忠信は演技うまいねえ。それにカッコ良かった。

 そして松田龍平くん。声の出し方が悪いのか、いまひとつ伸びずモゴモゴになってたように感じた。演技もまだまだ堅い。遠慮を捨てて、ボーイジョージばりになり切っちゃうことができれば更に妖しい男になったでしょう。が、全体的にはいい感じ。男を惑わす美少年という設定にぴったり。これ、優作にはできない役だよなあ(笑)。アクションもかなり練習したんでしょうね、決まってましたよ。浅野に寝床で迫られ、刃物を突きつけるシーンは見物ですよ。優作にそっくりなんだもん。次は路線をばりっと変えて全然違う役をみてみたい。フリーターとか犯罪者とか。

 以上、配役と監督の手腕についてはいいんですが、ストーリーはつまらん。今ひとつスケールが小さいというか・・・。例えば龍平が「実はとある事情で新撰組を解体することが目的だった」とか「特定の人物を殺すために入隊した」とか、もうひとつ伏線と結末が欲しかった。あれだけだと「江戸時代にもモーホーくんがいたんだよ」で終わってしまう。歴史ものは史実を曲げるわけにはいかないけど、まだひねれた筈でしょう。司馬遼太郎の原作に忠実すぎて映画的には面白くなかった。やはり「もう一回見たい!」っていう映画ではなかったなあ。

 全くの個人的感想でした。次に期待だ!!

トムクルーズバンザイ(笑) (UPDATE:2000.8.8.)

 春日部のロビンソンシアター(これがかわいらしー映画館なのだ!)で「ミッション・インポッシブル2(M:I2)」をみた。映画館で見る映画なんて「マトリックス」以来だな〜。小さい子どもがいる家というのは行動がかなり制限されるのだ。ということで、トムクルーズバンザイ映画だった。哀しかった。ジョン・ウーだからもっと期待したのに・・・。たしかに金はかかっているようだが、出来過ぎのインチキばなしに付いていけなかった。もっと上手に騙して欲しかった。ジョン・ウーはやっぱアクション部分だけの監督にしておいた方がいいかもしんない。それと!パンフ高すぎ!800円はないでしょう!?しかもほとんとトムの写真集みたいになっちゃって・・・・。ブライアン・デ・パルマの前作も対して面白くなかったが、これに比べると輝いている。

アルマゲド〜ン

 先行オールナイトで「アルマゲドン」を見た。はっきし言ってこの手の映画(つまりバカアクション系)が大好きな私は満足した。これでいいのだ。人類愛や感動、深いストーリーを期待してはあかんのです。ひたすらに、ブルースとゆかいな仲間達が繰り広げるドタバタを楽しむのみ!「ID4」と同じノリですね。アメリカバンザイ!!・・・・とかいいつつ、苦情も書きます。まずなんといってもブルースの設定に問題あり。だっていつもと同じ「昔はある方面で慣らしたエキスパートだが、今は引退している。しかし政府からの特命で渋々仕事を引き受ける」・・・・もう、過去の彼の映画と変わりなし!!これじゃー単純すぎるよね。あとはお涙ちょうだい系のところ!これはいらんかった。だってさ、爆発ちょっと前の緊張状態ですよ!?なんで娘と長々とモニター越しにしゃべれるんだっつーの!そんな時間があったらちゃんと爆発するかどうかとか、チェックすることあるやろ!人類すべての命がかかっているんだから!!
 SFXはまーあんなもんでしょ。パリが消失するあたりなんざ凄かったねえ。まーそういうことで楽しい映画です。バカになってみましょう!(しかしなーロシアの宇宙ステーションがひどい描かれ方だった・・・・あんなもんなんか。実際。)

Lethal Weapon4

 久々にすかっとした!!やっぱこのシリーズはおもしろいね。1では、妻に先立たれたストイックな刑事だったリッグスなんですが、2ではちょっとすけべ親父になりますね。でも4でまた妻のお墓参りをするんですよ。やっぱりこうでなきゃね。な〜んかこのシーンがすきなんだな〜。とにかくジョー・ペシもよいし、ダニー・グローバーもレネ・ルッソもみんなよい!4は1に続いて好きな作品となった。みなさん見ましょうね!そうそう、テーマは「家族」とかで、リッグスは父親に、ロジャーはおじいさんになるんですよ!このシーンも見物。なんとなくマックイーンの遺作「ハンター」を思い出したのは私だけではあるまい。

川瀬シアター・イタリアンムービー特集

 うちの超大画面TVで「ベニスに死す」「イル・ポスティーノ」の2本を見ました。前者は名作の領域に入っている映画ですが、わたしは好きになれなかった。単なるホモ指揮者の悲しい末路ではないか?映像は確かにきれいだしタージオ役の少年も美しいが、退屈なシーンの連続に加えて、ズーミングのひどさ。まー時代が時代だからしゃーないけど。
 それに比べ後者はいい映画でした!!イタリアのとある貧しい島で働く郵便配達のお話。主演の俳優がとてもいい演技、それも自然な田舎者を演じた。残念なことに彼は撮影の最終日に心臓病でなくなったとか・・・。文字通り魂をフィルムに焼き付けたんでしょう。しかしそのような荒々しさは全く感じさせないところがまたすごい。こういうのが俳優なんだなあ。日本のバカ役者どもに是非見せたい!

これがゴジラ〜??

 外人はやっぱ大きな勘違いをしている。ゴジラは恐竜ぢゃないっつーの!恐竜が放射能を吐くかい!(もっとも今回のゴジラは吐かないそうだけど)非現実だから「怪獣」なのに!リアリティを追求してしまったら、ジュラシックパークとかわらんじゃん!ま、いーけど。ジャンレノもこの映画でどんな演技をしたらいーのでしょうかね!?

やっぱりできたゴジラ・オフィシャルサイト

タイタニック

 今更という感もありますが、やっとタイタニック(オフィシャルサイト)を見ました。ま〜私の感想をひとことで言えば、アカデミー賞を取る映画ではないなあ,です。教訓めいたものは特になかったし(どんな状況でも生き抜け!が教訓だとしたら、Die Hardを見れば良い),最も僕が気に入らない点はハッピーエンドじゃないから。題材が事実だけにハッピーエンドにはしにくい内容なんだけど、映画には現実を忘れさせてもらえて「もう一回みたい」と思わせるPOWERが必要だと思う。TITANICはもう一回みたいとは思わないもんな〜。(ビデオなら見てもいいけど)何と言っても冬の海は冷たそうだし。同じ悲劇でもLEONの方が全然いい。

 考えてみるとスピルバーグもシンドラーみたく歴史的事実という題材がないとアカデミーはとれなかった訳だし、これでいーのかもしれんけど。でもHEAVYだったね。E.T.みたいな映画でアカデミー取って欲しかったなあ。(ガンジーが憎い)僕は,アカデミー賞受賞作の中でも「レインマン」とか「炎のランナー」とか「アマデウス」とか、あーいう映画が好きみたい。「フォレストガンプ」もよかった。

「泣ける、男の人でもめちゃめちゃ泣ける」これは僕も嘘やな〜と思った。題材的には古くさいもんね。途中から先が読めまくっちゃうんだもん。思った通りになりすぎて・・・・。
 でも特筆すべきはSFX。こりゃあほんまにどこが特撮なのかわからないところがすごい。前に優秀なSFXマンが「観客に,あれはすごい特撮だった,と言われているうちはダメ。何処が特撮で何処が現実なのか映画を見終わっても気がつかないくらいでなければ」と言っていたが、まさに後者だった。あと、ケイト・ウィンスレットの乳がタレ気味だったのがどうしても気にかかる。ど〜しても!ま、そんなところかな。その昔あった「レイズ・ザ・タイタニック」とどっこいでないかい?(あれ良かったよね)

マニアなタイタニックのページです。結構面白い。

リーサルウェポン4

 リッグスとダニーが帰ってきます!シリーズ最新作リーサルウェポン4だ!楽しみですねえ!下の文字をクリックすると、それぞれのダイジェストがみれます!

LW1 LW2 LW3

ブレランのブラスターじゃないか!

ブレードランナーでハリソンフォード扮するデッカード刑事が、レプリカント回収用に使用する武器があるわけです。ブラスターなんですけど。これがかっこいいのですよ。未来の武器ですからね。たぶんデザインは工業デザイナーのシドミードでしょう。でもこの銃は映画でちょこっとしか映らないので、どんなんかよ〜わからんかったわけです。僕もプラ板とかで作ったりしたんですけど。したらば!やっぱアメリカにはディープなファンがいますね。http://www.2kweb.net/cqb/PK-D.htmをごらんになってください。ブレランファンにはたまらん出来映えですよ。ちょっと高いけどね。誰か買って!

テレビでバックドラフト

 テレビで先日バックドラフトを見ました。前に一回見ていたのですが、もう一度見直して更に感動しました。やっぱりいい!僕にも兄弟がたくさんいるが、ああいう兄弟愛は美しいね。消防士になりたくなるよ。(日本のはヘルメットが格好悪いけど。)あとね、音楽もいい。「料理の鉄人」なんかには使って欲しくないねぇ。
 バックドラフトファンのあなたは、ハリウッド方面に旅行する機会があったら是非ユニバーサルスタジオに行くべし!ここにはバックドラフトの世界を体感できるシアターがある。ロンハワード監督が炎の世界に連れていってくれます。

フィフス・エレメント

 リュックベッソン監督の「フィフス・エレメント」を見ました。う〜ん。あまり期待には応えてくれなかった・・・・。アクション映画としては及第点なんですが、いかんせんストーリー展開や登場人物の性格づけが単純すぎる。主演はブルースウィリスなんだけど、まんま「ダイハード」なんだもの。「元凄腕の刑事で,重要な任務を頼まれる」みたいな設定も全く同じ。コミカルな シーンもあまり笑えないし・・・。
 特筆すべきところがあまりないですね。まぁこれも,LEONや,Gran Blueを観てしまっているから、ベッソン監督の映画に期待過剰になっているせいかもしれません。特筆といえば、SFXは金かかってそうです。あと、ミラ・ジョボヴィッチとかいう女性もなかなかにかわいらしい。セーフです。
 これから見に行こうと考えている人へ。ベッソンの作品ではなく、SFアクションを観るのだ!という気持ちで観ましょう。さすれば,お子さまと一緒に楽しめると思います。

ラリーフリント

 渋谷のスペイン坂近くの映画館で「ラリーフリント」を観ました。これは実在の人物で、「ハスラー」というポルノ雑誌の編集長です。「プレイボーイ」よりも過激な写真をばんばん載せて,何度も裁判沙汰になったりしながらも自由を訴える,というストーリーです。大金持ちになったものの途中で銃弾に倒れ半身不随になったり,裁判で過激なパフォーマンスを繰り返し,世間の批判を浴びます。そんな彼は,生涯1人の女性を純粋に愛し続けますが,運命はその女性もエイズという病気で連れ去ってしまいます。純情な愛とポルノ雑誌。私の感想は,「人間てのはいいところも悪いところも共存している。これは実在の人物の半生なのだから、いいところばっかり見せられる映画でなくて良かった。」です。はっきり言ってあんまり理解できない行動もたくさんありました。でもまあそれが人間なんだと。
 奥様の役を演じる歌手のコートニーラヴが滅茶苦茶にかわいい。エイズに冒され段々変わってゆく過程も丁寧に演じています。彼女は実生活でも彼氏(バンドのヴォーカル)を自殺で失っています。ま、映画館で観なくてもいいからご自宅でビデオでどうぞ。ちなみに彼は現在も健在ですよ。

久々にグランブルー見た

 友人にグランブルーのLDを借りたので久々に見ました。やっぱいいねぇ。ジャンレノもいいしエリックセラの音楽もよい。リュックベッソン監督は才能あふれる人です。何と言ってもイルカがかわいい。何とかうちで飼えないもんかね? しっかし日本人ダイバーのシーンは何とかならんもんかね

新世紀エヴァンゲリオン劇場版−Airまごころを,君に−

 あれだけ伏線張りまくったからね。そう簡単には終わらないわなぁと思ったけど,やっぱ難しくてよくわからなかった。でも人類補完計画はなんとなくわかったぞ!しかしなぁ初号機にもっと大活躍してもらいたかったなぁ。弐号機ばっかだもんなあ。関係ないけど、この映画とSW2をはしごしたんですよ。歌舞伎町でね。かみさんと。映画のはしごなんて高校生以来だわぁ。疲れた・・・・・。

STAR WARS2 帝国の逆襲-Special Edition-

 なんかねー。シリーズ中一番好きな話だったんでね。やっぱ面白かったんだけど。疑問があるんですよ。それは「どこが今までと違うんでしょうか?」ってこと。確かにベスピンの町のCGはわかったんだけどねぇ。なんか1と比較すると手が掛かってないような気がするぞ!!

Lost World-Jurassic Park-をみたのさ

 初日にロストワールドを観ました。場所は有楽町。最後の回(19:10〜)だったので満員ではなかったんですが、家族8人でしたので予約して指定席で観ました。映画の感想は・・・。う〜ん。一作目とおんなじだなあ。ストーリーに無理がある分、一作目の方が説得力があった。でもSFXはすっごい。人間と恐竜が違和感なく演技してました。もうコンピュータグラフィック(CG)さえあれば何でもできちゃうのね〜。すこしは”粗”があるのが映画のSFXと思ってたんですが、今回の映画にはない!まったくない!完璧なんすよ。ちょっと「かわいげ」がないねえ。CGはコンピュータの性能の向上によって低価格になってるし。そのうち、人間が一人も出演せず、ロケもない、更に言えばフィルムも使わない映画ができるんでしょうね。ボギーとかマリリンとかも映画に蘇るでしょう。こわ〜。

STAR WARS-Special Edition-を見ました!

 6/14に渋谷で「スターウォーズ特別編」を見ました。混雑を見越して、事前に指定席を電話予約して行ったんだけど、行ってみたら大して混んでない。で、結局一般席で見ちゃった。指定だと3,000円×2人で6,000円!だからね。安くて良かった。で、映画は想像以上に良い!画質も綺麗だし、若い頃のHarrisonとジャバのシーンなんかもよかったし。戦闘シーンもだいぶ作り直されてかっこよかった。是非見るべきでしょう。ただし、渋谷の劇場(シネタワー)はイマイチ。音がよくない。あれは銀座の大迫力画面&音響設備でみるべし。うちの嫁さんの感想がとても良かった。曰く「なんでラストの表彰シーンでチューバッカはメダルをもらえないの?大活躍したじゃないの!!」
 なお、2と3もすぐに上映予定。なんと「帝国の逆襲」は来月にはもう始まってしまうのだ!ちゅーことは一本あたり1ヶ月しか上映しないってことか。今日も最初はあんまり客入ってなかったし(しまいにゃ一杯になったけどね)、人気ないのかねえ。ビデオで見た人は「いまさら・・・」って感じなのかな。ま、とにかく早く行かないと帝国〜になっちゃいますよ。ちなみにパンフは1,200円もします。でもこれは1〜3の共通パンフなので、1本400円と考えて許してあげましょう。(右のマークをクリックするとオフィシャルスターウォーズHPへ!)
 帰りがけ「LOST WORLD-Jurassic Park-」のペア券を買いました。今、試写会以外で映画を一番安く見る方法は結局ペア券になるのよねー。(混んでたら、お金を足して指定にもできるし〜。この手の映画は金もかかってるから指定席で見る価値は充分あると私は考えるが)

LEON Integral Version!

 みなさんはレオンの完全版を見ましたか?よかったすよお。かなりいろんなカットシーンが復元されてて,あれなら監督さんの言いたかったことが伝わってきます。レオンを見るなら絶対に完全版をお勧めしますよ!



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