御大のライブをサボっていたおいらだが、こいつは行かねばならない。氷室京介のLAST GIGをドームで見た。軽くレポートする。

　席はアリーナ36列目。なんと『DREAMIN'』から始まり、『ハイウェイに乗る前に』など、数々のBOOWYの楽曲で前半が盛り上がる。そしてソロ時代の名曲へ。

　ヒムロックは耳を痛めている事がLIVE引退の原因らしいが、確かに左耳のイヤーモニターをしきりにいじりながらのLIVEだった。LIVE中、何度も外れてしまうイヤーモニター。ついには途中でモニターを外して思い切り歌いはじめた。

　思えばヒムロックの生歌を聴いたのは前回もここ東京ドーム。BOOWYの解散LAST GIGSでした。『B.BLUE』から始まったのが印象的だった。今回も『B.BLUE』が演奏された！(ただしもう少し曲順構成を考えなおさないとせっかくの名曲が盛り上がりにかけるスタートだった)

　身体全身を絞り出すように歌うヒムロックは本当にカッコ良かったす。特に思い入れがある『魂を抱いてくれ』は本当に心に沁みた。単に歌うのではなく、伝えたいんだなってのがビシビシ来た。確かに全盛期の高音はもう出ないけど、その分55歳の味が出てた。ロックスター健在なり！

　そしてまさかの『NO! NEW YORK』！ヒムロックが『NO!』と言って客を煽る懐かしさは鳥肌でした。アンコール二回の本当のラストは『SUMMER GAME』。これでもう氷室の声を聞く事は出来ない。涙で何度も歌えなくなるヒムロック。感動でした。でもまたいつか、長身のギタリストを従えて、LIVEに復活してほしい！

　お疲れ様。そしてありがとう！

2016.5.21.東京ドームでのセットリスト

01.DREAMIN'
02.RUNAWAY TRAIN
03.WARRIORS
04.PARACHUTE
05.Marionette
06.NATIVE STRANGER
07.RENDEZ-VOUS
08.ONLY YOU
09.PLASTIC BOMB
10.BEAT SWEET
11.WILD ROMANCE
12.WILD AT NIGHT
13.CLOUDY HEART
14.TO THE HIGHWAY
15.BLUE VACATION
16.ROUGE OF GRAY
17.Baby Action
18.ミス・ミステリー・レディ (VISUAL VISION)
19.WELCOME TO THE TWILIGHT
20.LOVE & GAME (Re-mix)
21."16"
22.LOVER'S DAY
23.IF YOU WANT
24.ANGEL 2003

en core #1：
25.The Sun Also Rises
26.魂を抱いてくれ
27.B・BLUE
28.BANG THE BEAT
29.NO. NEW YORK

en core #2：
30.VIRGIN BEAT
31.ROXY
32.SUMMER GAME

海より深く反省。人生でもっとも忙しい時期のマスターです。あ、ずっとかわらねえか・・・。ということで新年一発目の更新がなんと５月も末。えらいこっちゃで。その間に御大はアルバム出すしNHKのドラマには出るし。ぜんぜん御大のスピードに追いついていないマスターなのでした。

ということでニューアルバムです。

通算19枚目となるオリジナル・アルバムは「Wild Lips」。直訳すると「野性の唇」ってことでしょうか。つまりは動物の口のこと？なんてボケてないでアルバムを紹介すると、映画『イン・ザ・ヒーロー』主題歌「Dream On」が入ってます。その他、ゲーム『三國志13』のテーマソング「Dance To The Future」とか、アニメ『義風堂々!!兼続と慶次』主題歌「The Sliders」、『日清焼そばU.F.O.』の「Oh,Yes!!」、などなど全８曲収録。タイアップの嵐！すごいですね。生茶はないのか？例によって初回限定盤にはDVDもついてます。もう買ったよね！？

■初回限定盤（CD+DVD）
＜CD＞
1．Dance To The Future
2．Dream On
3．Wild Lips
4．The Sliders
5．サラマンドラ
6．Love with you
7．Expendable
8．Oh, Yes!!

＜DVD＞
Wild Lips [MUSIC VIDEO]
MAKING OF “WILD LIPS”

しかしこのジャケットどこかで観たことがある。これかな？ｗｗｗ

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