[JACK in the Wind] SUZUKI GSX1100S KATANAでリターンライダーになった危険な話

2015_0829_カタナのオイル交換やったった

 うちのジャックちゃんのオイル交換をしてあげました。購入してから1年。夏も冬もぶっちぎりで5,000kmほど走行しましたが、一回もオイル交換してませんでした!
ごめん!ジャック!ということで「ご馳走オイル」をあげることにしました。アマゾンで購入したのはこいつら。

 ↑まずは「MOTULE(モチュール) 300V 4T Factory Line 10W40 100%化学合成オイル 4L」。なんとアマゾンで12,000円くらいしました。高級品です。しかし購入翌日に9,000円に大幅値下げしていて心が折れかけました。

 ↑次にシンドウ オイルパックリ4.5L用 廃油入れ。これは廃油を受けて普通ごみにだせるようにする優れもの。アマゾンで410円でしたが、なんと送料が540円かかって心が折れかけました。

あと古新聞と段ボール箱を用意。これらの使い方は後ほど。

 ↑それからKIJIMAのオイルフィルター(スズキ車用)も新品を購入。これはナップスで950円。総額14,000円ちょい。

 これで準備は整いました。あ、工具は別途用意しといてね。

 ↓さてさて、後輩くん(元カタナオーナー)を呼んで作業をお願いしてみた。まずはオイルフィルターの交換である。
うちのジャックはマフラーがSUZUKI純正(カタナのじゃないと思うけど)がついてるので、マフラーを外さずにオイルフィルターが交換できます。これはラッキー。マフラー外すとなると結構な大作業になるところでした。

 ↑うまいこと作業スペースをあけてくれてます。ナイス設計です。

 ↑ではオイルパックリを開封。こんな具合になっています。

 ↑ダンボールの切れ端を折ってガイドを作り、ガムテでマフラーにつけます。これは垂れてきたオイルがマフラーに付着しないようにするためです。マフラーに付くと焦げてしまうそうです。

 ↑ではオイルフィルターを外しましょう。くりくり。

 ↑真っ黒なオイルがドロドロと流れ出てきました。

 ↑内部はこんな感じ。舐めたら甘そうな水飴みたいです。ドロドロです。

 ↑オイルフィルターを外しました。内部も黒いオイルで汚れています。

 ↑オイルフィルターのケースはきれいにふきふきします。ゴムパッキンは新品に交換(フィルターに付属しています)。

 ↑新品オイルフィルターを開封します。

 ↑パコっとはめます

 ↑ ケースを取り付け。と、ここで後輩君が気付きました。

あ、オイル交換してからフィルター交換すりゃよかった!

ま、いいんです、いいんです。別に!

 ↑取り外したオイルフィルターです。真っ黒になってますね。汚れの分だけ風をうけて前に進んで青春を感じた証です。

 ↑いよいよオイルを抜きます。まずは給油口をオープン。パッキンに異常がないか確認しておきましょう。

 ↑ついにドレンボルトを外します。この時、オイルが途中から漏れないように、上向きに押し付けながら作業をします。で、ボルトを外すと。

 ↑勢い良く排出!泡立つほど勢いがよいです。元気ですねえw

あ、外した時にパッキンを無くさないように。

 ↑だいぶ抜けてちょろちょろになってきました。

 ↑ドレンボルトを閉めます。

 ↑いよいよ高級オイルのお出まし。モチュールのボトルはここを掴んで上に引き上げると、注ぎ口が完成します。

 ↑給油口から注ぎます。毒々しい蛍光黄色です。これぞケミカルカラー!

 ↑どれくらい注いだかはボトルの横のゲージでわかります。確か最初は3.5Lくらい入れたんじゃなかったかな。

 ↑フタをしてエンジンを始動。

 ↑カタナ側のオイルゲージもチェックします。あれ、まだ足りないか。

 結局何度か継ぎ足しをしてギアの入り具合なんかも感じとりながら調整。最後はいい感じのところに収まりました。

 で、何が変わったか。

 まずエンジン音が全然違います。前は振幅が激しかった音が、今は一定内に収まり安定しています。エンジン音自体は少しだけ静かになりました。そしてギアの入りが気持ちよくなった。なんて言うんでしょう。ガコッ!って暴力的に入ってたギアが、ヌルッ(カチリ)!とスマートに入るようになりました。高級オイルは違うね。

 ちなみに燃費は特に変わりませんでした。それはそういうことなんでしょう。

 

 

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