[JACK in the Wind] SUZUKI GSX1100S KATANAでリターンライダーになった危険な話

2014_0323 やっぱりKATANAがほしい。リターンするのだ!

みなさんはじめまして。
Master Jokerといいます。
こちらのブログでは僕がリターンライダーになってズブズブいく話を書きますw

実は40代も半ばになって、今更、心が燃えております。

「バイクがほしいー!」

・・・・・・

トリガーはこれ↓

会社の同僚がハーレー・デイヴィッドソンなるハイカラなバイクを購入したのです。
なんとお値段300万円!

さんびゃくまんえん!

セレブつーか、リッチつーか、なんつーか、国際通貨・・。よく嫁が許したもんだなあ。(そこかよ!)

で、ここで唐突に歴史を遡りましょう。

バブルまっさかりに大学生だった私は、映画「トップガン」に憧れ、中型免許を取得。
(実は松田優作の「探偵物語」に憧れ、ベスパ50sを購入。大学へ通学する途中に、板金工のおっさんが運転するトラックと正面衝突、ベスパは大破。身体はなんともなかった。で、うばいとった賠償金でベスパをきれいに直し、あまったお金で中免をとったのだ。いわゆる焼け太り。)

そしてKAWASAKI GPZ400R Ninjaというバイクを知り合いから購入!超かっけー!

ninja

ニンジャですぜ!トム・クルーズですぜ。これで自衛隊に入ればおいらもベストガイ」!
(それは織田裕二主演で作られた「トップガン」のパクリ映画。)

GPZは楽しいバイクだった。ムダにでかくて重いのは男・KAWASAKIの象徴!
さすがは唯一「スクーターを作らなかった」不器用で無骨な高倉健みたいなメーカー!
このバイクには「Tom Cody」という名前をつけた。当時大好きだった「ストリート・オブ・ファイヤー」という映画の主役の名前だ。

とにかく数年ぶんぶん乗った。大学時代は彼に助けられた。

その後、バブルの波に乗って就職。

何気なくみたバイク雑誌で衝撃を受ける。


昔からずっと憧れだったGSX KATANAが250ccで発売されるとな!?

中型免許で乗れるやん!!

・・・・・あ、でも250か・・・・。とほほ。

その時はそのまま聞き流す。

で、翌年だったと思う。

250の売れ行きに気を良くしたのか、

SUZUKIさんは400Sも発表!!

キタコレ、間違いなく俺のためのバイク!!

当然、バイク屋に直行し、「これひとつ包んでください

GPZは中古屋に売却。

晴れてGSX400S KATANAのオーナーになったわけです。たしか70万円くらいだった。

400s

後輩のGSX400インパルスと。偶然だが2台ともハンス・ムート氏のデザインなのだ。
ちなみにKATANAは日本刀だが、インパルスは東京タワーがモチーフだそうだ・・・。なんじゃそりゃ。

乗って最初に気になったのはGPZにあったのにこいつに無いもの。

例えば「燃料計」。例えば「ハザードスイッチ」。例えば「ライトOFFスイッチ」(これは当時スタートした法令でしょうがないんだけど)。

いーんです!いーんです!デザイナーのハンス・ムートにもSUZUKIの開発陣も、そんなこたーどーでもよくて、とにかく水冷なのに空冷ぽくフィンを切ったエンジンとか、とにかくイレブンKATANAのデザインになるたけ近づけて作ったんです!かっちょいいんです!それだけでいーんです。(カビラ風)

楽しかったなあ。よくSRXとかインパルスの友人とつるんでよく走りました。あちこち行きました。こっそり職場にも通いました。(バレて上司に叱られた)
で、2年間のって最初の車検がきたときに、仕事も忙しくなってきたので泣く泣く売却。
たしか4-5000kmしか走ってなかったような。意外と高くとってもらえました。

ぼくの青春の夏は「一旦」終わったのでした・・・。

つづく

 

 

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